成功と失敗を経験しながら"やりたい"を叶え、生み出していく。そんな時間と場所をつくります。
これから子どもたちが社会に出ていく中で
「目に見えて、数字で評価されること」が増えてきます。
たとえば、足が速いこと、勉強ができること、絵が上手に描けること。
もちろん、評価を受けることはとても大切です。
その過程には、社会で生きていくために学ばなければならない
多くのことが詰め込まれています。
そして同じように、子どもたちの「遊び」の中にも
大切なことがたくさん詰め込まれています。
「自分が身につけた泥団子の作り方を他人に伝える能力」
「ひとつの消し炭から遊びを展開させ、みんなを巻き込む能力」
「季節を楽しむことができる能力」
「人とつながる心地よさを経験として知っていること」
これらは時に「数字で評価されること」よりも
後回しにされやすい部分かもしれません。
けれど、遊びを通じて“かたち”にしたものを誰かと共有したり
共感を得ることで自分の行動が及ぼす影響を体感することが
人格形成の大きな基礎になると信じています。
「評価を受けること」と「遊びを通じて体感すること」。
どちらか一方だけが正しいのではなく、その両方がしっかりとかみ合うこと。
それが子どもたちの健やかな心の成長に必要なのだと感じます。
「ratoon」は、“放課後に何かをやらせてもらえる場所”ではなく、
子どもたちの“やりたい”を叶える環境を整えることで、
自分から「やってみたいこと」や「好きなこと」を生み出していける
“きっかけと体感を得られる場所”として機能することを目指しています。
Ratoon Educational Quest(REQ)について
「REQ:レック」とは、ratoon独自の「クエスト(課題)」を通じて
子どもたちの“やりたい”を叶え、育んでいく教育プログラムです。
プログラムの目的は、クエストをクリアすることだけではありません。
好奇心、探究心を深めるきっかけとなるクエストを通じて
たくさんの失敗や成功を体験し、「つくる楽しさ」や「学ぶよろこび」
「人とつながる心地よさ」を体感することが目的です。
ひとりでも、みんなでもつながれる環境の中で
「やってみたいこと」や「好きなこと」を見つけながら
自分の手でかたちにしていけるクエストを用意しています。
Quest
子どもたちが自分のペースや利用日数の違いに合わせて選べるよう、
クエストには難易度や必要人数、必要日数などを設定しています。